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Heavens Mirror Episode 03 日本語版 全153頁(詩と旅とひとさら 潮風のキャンバス)

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Heavens Mirror Episode 03

潮風のキャンバス ― マルセイユの風に誘われて ―

「詩と旅とひとさら」Season 1

南フランス・マルセイユ。
潮風に抱かれた港町で、ひとつの番組が始まろうとしていた。

舞台は、海沿いのレストラン Heaven’s Mirror
テーマは、「料理に詩を添え、感情を届ける」

その顔として選ばれたのは、一人の大学生、てんきょう。
彼女の仕事は、料理をサーブし、その一皿ごとに「ことば」を重ねること。
詩人として、旅人として、初の海外ロケにチャレンジするてんきょうは、マルセイユへと降り立った。

しかし、撮影初日。
カメラが回り始めたその瞬間、彼女の言葉は止まってしまう。
台本も、テーマもある。料理は運ばれてくる。
だが、「ことばが降りてこない」

なぜ、今、詩が書けないの?
わたしは、何を届けるためにここに来たの?

これは、自分自身で向き合わなければいけない試練。

そんな彼女を支えるのは、番組をともに作る仲間たち。
料理の準備を担当する「こが」、ワインと表現のナビゲーターである「ミラー」
そして、偶然の出会いから心を通わせた地元の画家「ルシアン」

料理が運ばれ、ワインが注がれ、
ゲストがその味と詩に心を重ねるたびに、
てんきょうの心のなかにも、少しずつ風が吹き始める。

マルシェの熱気、スープの笑顔、グラスに広がる午後の色彩。
そして、言葉にならない感情が、ひとつずつ「詩」になっていく。

「スプーンがすくったのは、きっと、わたしのなにか。」
これは、感情を料理にのせて、
今日という一皿を未来へ届ける、小さな奇跡の物語。

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